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2013年04月30日

ワイヤーアンテナで普通のラジオの中波受信を改善する

ソニーの短波ラジオに付属している巻取り式ワイヤーアンテナAN-71や、適当に張った数メートルの電線で、中波の受信改善をしてみます。

改善させるラジオは、「普通のラジオ」です。

ここでいう「普通のラジオ」とは、外部アンテナ端子が無い、又は外部アンテナ端子はあっても中波には非対応のラジオを言います。

どうやればいいでしょう?

ワイヤーアンテナで拾った電波を普通のラジオに導くには、誘導結合を使えばできます。ラジオに電線を巻き、それにワイヤーアンテナとアースを繋げば、ワイヤーが拾った電波で発生した電流が磁界の変化となり、ラジオ内部のバーアンテナと結合してくれます。

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こうすればいいですね・・・・いやいや、アースを取るのが大変でしょ!

実は、我が家でもアースは取っていません。良質のアースを取るのは難しそうなので諦めています。そこで、アースの代用として内部回路のグランドに繋いでみれば、多少の電流は発生するハズ。普通は電池のマイナス側が回路のグランドです。他に、イヤホン端子のマイナス側や、DCジャックのマイナス側でも良いです。

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実際にやってみます。

用意した「普通のラジオ」はRAD-S800N。画像で変化を伝えたいので、電界強度が数字で表示されるコレを選びました(耳で判断するには向いていません。DSPのためか、小さい変化がとても聞き分けにくいです)。

夜間の遠距離局は強度がコロコロ変わって横比較できないので、地元NHKを受信しました。普通に受信すると49dBです(上段の左2桁が電界強度です)。

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次に、ラジオに電線を巻きます。適当な線を適当に巻きます。まだ強度に変化はありません(ラジオによっては、この時点で少し変化するかもしれません)。

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そして、電池のマイナスから線を出します。ミノムシクリップを使いました。

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巻いた電線の片方と電池マイナスを繋ぎます。数字が1dB下がって48dBになっていますが誤差です(何もしなくても多少変化していました)。

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最後はもう片方に、屋外に6m張ったワイヤー(白いミノムシクリップがそうです)を繋ぐと・・・53dBとなり、信号が強くなりました!

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成功です

 

ところが、逆にレベルが下る場合もあります。ワイヤーアンテナからの磁界と、内蔵バーアンテナが直接拾う放送波とが強め合う場合と打ち消しあう場合があるのです。

違いを確認するためにミノムシクリップを逆に繋ぎ変えてみると・・・44dBに下がり、改悪になりました。

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我が家は木造です。なので部屋の中では何もしなくてもそこそこ受信できます。これが鉄筋の部屋ですと、バーアンテナが受ける電波がもともと弱いわけで、ワイヤーアンテナを追加した効果はもっと大きく、逆接続との差は小さくなることでしょう。

片方の線は、回路のグランドと必ず接続してください。接続しない場合は次の画像のように効果はありません(48dBなので、何もしない場合と同じです)。巻いた電線に電流が流れないと意味がありません。

130430-9

 

中波受信を少しでも改善したい、又は、おもしろそうだからやってみたいという方、ぜひお試しください。

 

※注 必ず良くなるとは限りません。ノイズばかり増えることもあります。

グランド側を指で摘んでいると人体がアースとして働くので、もっと良くなります。

 

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posted by R.yawatta at 02:39| 愛媛 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 中波アンテナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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