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2014年03月16日

ELPA ER-C25F を買ってみる

1000円以下ラジオの第二弾は、ELPA(朝日電器)の ER-C25F です。

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両耳イヤホンが付属しています。

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外観は、直線基調のちょっと変わったデザインです。

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表はシルバーの塗装、裏はつや消しブラック塗装で、これも中国製です。成型の精度は可もなく不可もなくといったところでしょうか、そう安っぽくはありません

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受信してみる

AMは、地元局は普通に受信できます。ただ、選局に違和感があり、ダイアルを回して目的の局が聞こえた直後に一瞬聞こえなくなります。ゆっくり回すとあまり感じませんが、それなりの速さで回すと必ず起きます。推測ですが、急な変化でAGCがふらつくのではないかと思います。ダイアルを合わせてしまえば問題ないのですが、とても違和感があり選局がしにくいです。それに加え、ダイアルの遊びも大きいので、ますます選局しにくくなっています。受信感度は、南海放送1116kHzあたりまではなかなか良く、昼間にKBCラジオ北九州720kHzも聞こえます。が、地元NHK第一1368kHzがやや弱く、アルミ棒を近づけると改善するので上のほうのトラッキングが下にズレているようです。

受信音はサイズの割に低音が出ず、高音に響いた感じの音が加わりキンキンした音です。声が聞き取りにくいわけでは無いのですが、安っぽい音です

FMは、地元民放FMが悪いながらも聞こえ、及第点です。アンテナを触るとさらに良くなります。アンテナは22cmとそれなりに長いので良く入るのでしょう。

東芝TY-KR3と受信比較すると、AMの低いほうは同程度、高いほうはかなり悪いです。FMは、アンテナ長を同じにすると同程度、東芝のアンテナを全部伸ばすと感度差が開きます。

分解してみる

ネジを外してもツメの噛合が固く、なかなか開きませんでした。

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バーアンテナは5cmあり、大手メーカーと同じ長さです。しかもコイルはリッツ線で真面目に作られたバーアンテナです。

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選局ダイアルからギヤ1段経由し、ギヤとバリコンは突起で噛み合っているため、精度が悪ければ遊びが大きくなる構造です。事実、かなり遊びがあり選局が不快なレベルです。

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基板の裏側に、ラジオICがあります。

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現物のICをいくら見ても、型番らしき表示は確認できませんでした。ひょっとして内側に書いてあるのでしょうか?でも周辺の部品構成を見るとソニー互換ICかなと思います。

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測ってみる

SGの信号を受信させてみると、受信範囲はAMが515-1680kHz(灯台放送が入りそう!)、FMが 74.2-109.1MHzでした。

ネットワークアナライザーでトラッキングのズレを確認してみると、

受信周波数(kHz) RF同調周波数(kHz) ズレ(kHz)
530 530 0
600 598 -2
800 803 +3
1000 1005 +5
1200 1190 -10
1400 1375 -25
1600 1561 -39

受信テストで感じた通り、上のほうが低くズレています。工場出荷時に調整してないのか、はたまた製造後の経年変化なのか、大きなズレです。

前回のオーム電機よりダメなレベルなので、再調整しました。

調整後は、-6〜+8kHzの範囲に収まりましたのでまずまずで、、比較の東芝ラジオとあまり変わらない受信状況まで向上しました。

調整さえズレていなければ感度の良いラジオですが、音質と選局フィーリングの問題があり、トータルでは微妙なラジオです。

 

p.s. 調整後に、外部アンテナAAA-1をカップリングさせて灯台放送を受信してみると、しっかり入りました。

posted by R.yawatta at 23:46| 愛媛 | Comment(0) | TrackBack(0) | 低価格ラジオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オーム電機 RAD-F125N-H を買ってみる

1000円以下のラジオを3台ほど買ってみましたので、順に紹介いたします。今回はタイトルの通り、オーム電機 RAD-F125N-H で、数色用意されているうち、シブそうなチタンにしました。

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片耳イヤホンが付属です。

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外観はなかなか仕上げが良いです。全面塗装されプラの地肌は出てません、プラ成型の精度もなかなか良さそうです。

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裏の表示を見るとわかりますが、中国製です。今は中国製じゃないラジオを探すほうが難しいですね。

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電源とAM/FM切り替えスイッチが共通で、ボリュームを絞らないで電源オフにできます。

電池ブタを開けてヒモを引っ張ると、なんと製造番号のシールが一緒に剥がれました(おいおい・・・)。

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内側の電池を入れるのがとても固いです。手で押してバネが底打ちした位置でも入らず、そのまま無理やりケースを変形させて押し込む感覚です。外側は少し楽ですが、バネが底打ち状態なのは同じです。

実際に受信してみる

単4電池仕様で、本体が一回り小さいので音質は不利です。キンキンした音で歪っぽく、ちょっぴり我慢して聞かないといけません。イヤホン端子からの音は悪くありませんので、そこそこ良いイヤホンを使えば満足できそうです。

いろいろ受信してみると、上のほうの感度が落ちています。フェライト棒を近づけると感度が良くなるので、トラッキングが上にズレているようです。

本体サイズがほぼ同じのSRF-R633Vと感度比較してみると、上はもちろんですが、下の周波数でもやや劣ります。

FMは、地元民放がロッドアンテナだけでは全く入らず、ロッドを手でつまむとかろうじて受信できます。ロッドアンテナが18cmと短いのでしょうがないですね。

分解してみる

開けるといきなりラジオICが見えます。

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CD1691CBです。ソニー互換のICですね。

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選局部はバリコン側を含めてギヤを2段経由します。ダイアルを回した時の遊びが多めでしたが、この構造ならしかたありません。精度が出せないならこういうことをせずバリコン直結のほうが選局し易いのですが・・・

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基板全体です。内部スペースに制約があるので、バリコンも小さく背の高い部品は寝かせてあります。バーアンテナも短そうですが・・・

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バーアンテナの長さを確認すると、33mmです。

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感度がイマイチなのは短いバーアンテナのせいかと思います。

 

ではまた組み立てて、いろいろ測ってみました。

受信周波数範囲は、AMが520-1650kHz、FMが75.5-90.7MHzでした。

AMのトラッキング調整をネットワークアナライザーで確認した結果が次の表です。

受信周波数(kHz) RF同調周波数(kHz) ズレ(kHZ)
530 531 +1
600 601 +1
800 794 -6
1000 996 -4
1200 1199 -1
1300 1298 -2
1400 1407 +7
1500 1519 +19
1600 1636 +36

1400kHz以上はかなり上にズレています。工場出荷の調整としては甘いと言わざるを得ません。

このままではあまり嬉しくないので、上だけ再調整しました。調整のトリマは右下です。調整後は800kHzのずれが-9kHzとやや大きめですが、他は1400kHzまで最大3kHz、1600kHzで+10kHzとなりまあまあの範囲に収まりました。

再調整後は上の感度低下は感じなくなり、やっと一人前のラジオになりました。

胸ポケットに入る小さくて安いラジオを探しているなら、値段相応で良い選択かと思います。

P.S. 私の購入したのは旧型処分価格でしたが、現行機種 RAD-F127N-Hは1000円をちょっと超えるようです。

posted by R.yawatta at 00:26| 愛媛 | Comment(0) | TrackBack(0) | 低価格ラジオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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